国際協力学研究科長からのメッセージ|拓殖大学 動画特設サイト

国際協力学研究科長からのメッセージ

現場を知る一流の教員たちが、実践的に学べる環境を用意します。



国際開発や安全保障の分野では理論だけでなく、実践の部分が非常に重要になってくるのですが、国際協力学研究科では研究者としても一流でありながら、実践の現場で活躍してきた教員が多数在籍しています。最も代表的であるのが、元防衛大臣で、拓殖大学国際学部教授、総長などを歴任された森本 敏先生です。安全保障のまさに最前線でご活躍された経験を元に、拓殖大学で後進の育成に尽力されています。他にもJICA、NGOやNPO、青年海外協力隊などで国際開発の現場を経験された教員が多く、現場主義の研究が極めて充実していると言えるでしょう。
最近はコロナ禍でなかなか難しいのですが、私は毎年のように学生を海外の現場に連れて行くようにしています。日本の社会に対して不平不満を抱いている人もいるかもしれませんが、世界的に見ると私たち日本人は豊かで恵まれた社会に暮らしています。例えば、アフリカを訪問して絶対的な貧困を目の当たりにした時にどんなことを感じるのか。私自身が疑問を抱いたり、ショックを受けたりした現場を見てもらい、そこで感じたことを研究に、あるいは自分の人生に、役立ててほしいと願っています。